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予防歯科

予防歯科とは?

予防歯科とは?

一生自分の歯を保つために一番大切なことは歯を削らない事です。つまり削らざるを得ない状態にしないことです。虫歯、歯周病を予防することです。

虫歯はかなり高い確率で予防することができます。歯周病は非常になりやすい人がいることは事実ですが、多くの人は日常生活に支障がない程度に予防することが可能です。どちらも生活習慣の中にその原因を見つけ出すことができるからです。

生活習慣の問題点を見つけ出し、それを改善すれば済むことです。生活習慣は家族で似ている事が多いので家族そろって見直すことが大切です。

当てはまる方は
ぜひ受診してください!

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  • 正しい歯磨きの仕方を知りたい
  • 甘いものが大好き
  • 口臭が気になる
  • 虫歯になりやすい

生活習慣病の原因

生活習慣病といわれる病気には癌、糖尿病、脳血管疾患、心血管疾患、慢性呼吸器疾患、 関節炎、炎症性腸疾患、膵炎、肥満、認知症などがあります。
これらの疾患は従来全く別の疾患と考えられていましたが、共通の原因があることが分かってきました。それは体内にくすぶる3つの慢性炎症であると言われています。

1. 虫歯、歯周病

虫歯、歯周病は特定の口腔内細菌が引き起こす炎症です。時に急性炎症をおこして激しい症状を呈することもありますが、慢性的な炎症を起こしている場合も多くあります。

歯周病とは?

虫歯の原因菌を減らす

ブラッシング・デンタルフロス・歯間ブラシなどを活用して虫歯菌の塊である歯垢を除去する。

口の中で酸を作る元となる砂糖の摂取量を減らす

2. 腸管の炎症

歯周病とは?

近年、腸内細菌の役割が次第に明らかになってきましたが、そこに口腔内の虫歯、歯周病の原因菌が侵入して腸内環境を乱すことが推測されています。

1. 病原性を持った細菌が口腔内に多くいると、日常的に飲み込むことで腸に到達する。

2. 歯肉の炎症部位から血管に侵入した細菌が腸に到達する。

という2つのルートが考えられています。また偏った食生活が引き起こす腸の炎症もあります。

3. 歯列不正の予防

7〜8歳頃に前歯は永久歯に生え変わります。上下4本ずつ生えるとおよその様子がわかります。歯が並ぶスペース、上下のかみ合わせの位置関係に問題がある。

歯周病とは?

永久歯がそろうまでの間に比較的簡単な装置により、将来予測される歯列不正をある程度改善できる

心配な事があればご相談ください。

    

4. 内臓脂肪

歯周病とは?

内臓脂肪は皮下脂肪と違って活発な代謝活動をしており、炎症性サイトカインというホルモンを分泌しています。つまり、慢性炎症巣と考えられています。
炎症性サイトカインは血流に乗っていろいろな臓器に病変を起こしています。
これが生活習慣病へと繋がっていきます。
つまり、日々の生活で改善できます。

当院の治療方法

歯科と生活習慣病の関係

1. 虫歯、歯周病は2つのルートで生活習慣病を発症させる

血管を介するルート

虫歯は進行すると歯の内部にまで細菌が侵入し、さらに歯根の先端から飛び出した細菌は血管に入り、全身に回ります。そして遠く離れた臓器に炎症を起こします。
心臓の中から虫歯菌が発見されることはよく知られています。(細菌性心内膜炎)

栄養状態に影響を及ぼすルート

虫歯、歯周病が進行すると食物を十分に咀嚼できなくなり栄養の偏りが生じてきます。
炭水化物(特に糖質)が増え、タンパク質・食物繊維・ビタミン・ミネラルが減少することが分かっています。

2. メタボリックドミノと歯科

当院の治療方法

メタボリックドミノとはメタボリック症候群をわかりやすく解説した図のことです。

生活習慣の些細な問題や口腔内の疾患がドミノ倒しのように次々と新しい疾患を連鎖的に発症し、内科的疾患、さらには外科的処置が必要とされるような重篤な疾患へと発展してゆく様を模式図として表しています。

このドミノ倒しはできる限り早期に止めることが大切であることを私たちに教えてくれています。
このドミノの最上流に歯科疾患は位置しています。ここでメタボリック症候群の予兆を見つけることが私たちの重要な役割と考えています。

3. 生活習慣病を予防するために

生活習慣病は6つの柱(食習慣・栄養・運動・休養・飲酒・喫煙・歯の健康)の中の問題点を見つけ出し、それを改善することが予防へと繋がります。

まず、私たち歯科医療従事者が第一にできることは歯の健康を獲得・維持することです。
そうして食品の咀嚼能力を回復させたうえで、食習慣、栄養の問題点を見つけ出し、改善してゆくことだと考えています。
運動・休養・飲酒・喫煙に関しては情報提供することで、自発的改善へと繋げたいと思っています。

4. 歯を大切にしないといけない本当の理由

当院の治療方法

皆さんは歯科に来ると歯磨き指導をされて、「虫歯、歯周病にならないようにしましょう」と言われてきたと思います。
でもそれは、虫歯になって痛い思いをしないように、歯周病で歯が抜けてしまわないようにするためだと思っていませんか?

もちろん生活の質を保つためには絶対に必要なことです。
実はさらにもっと深い理由があります。虫歯、歯周病は進行すると、その部位から虫歯菌、歯周病菌が直に血管のなかに侵入して、体中を廻ってまず血管を痛めます。
つぎに遠く離れた臓器に炎症を起こします。

もちろん虫歯、歯周病の部位では慢性炎症が起き、炎症性サイトカインを分泌して全身に炎症反応を起こします。

つまり、口の中だけに留まらず、重大な生活習慣病へとドミノが倒れ始めるのです。口腔を清潔にすることは最初のドミノを倒さないようにするという深い理由があるのです。

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