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矯正治療症例

【矯正症例】Eラインを整えるには?上下顎前突を改善したワイヤー矯正の症例(20代女性)

「笑ったときの横顔が気になる」「Eラインに乗らない唇がコンプレックス…」そんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
今回は、上下顎前突による口元の突出感(口ゴボと呼ばれる状態)を気にされていた20代女性のワイヤー矯正治療の症例を名古屋市天白区の歯医者 すすむ歯科・矯正歯科が解説します。
上下左右4本の抜歯とアンカースクリューを併用することで、しっかりと前歯を後退させ、Eラインの整った美しい横顔を実現しました。

👤【こんな方におすすめ】

・Eラインを整えて口元を引っ込めたい方
・口ゴボや上下顎前突が気になっている方
・抜歯を伴うワイヤー矯正に興味がある方
・アンカースクリューを使った効率的な歯の移動を検討している方

🔍【初診時情報】

患者情報:20代女性
主訴:口元が出ているのが気になる/Eラインを整えたい
診断名:上下顎前突
使用装置:表側ワイヤー矯正(ホワイトブラケット)、アンカースクリュー
抜歯部位:上顎4番・下顎4番(合計4本)
治療期間:約2年
費用(当時の金額)
・検査診断料:55,000円
・ワイヤー矯正:958,000円
・調整料(1〜2ヶ月ごと):5,500円/回
・保定装置:55,000円
・アンカースクリュー(2本):88,000円

📌【この症例のポイント】

✅ 上下顎前突による口元の突出感を、4本の抜歯+アンカースクリュー併用でしっかり後退
✅ 横顔のEライン改善に重点を置いた設計
✅ 治療後は上下の前歯がきれいに後退し、口元が引き締まった印象に
✅ 見た目だけでなく咬み合わせも良好に改善

【Before/Afterで見る歯並びの変化】

【1】横顔の変化(Eライン改善)

治療前は唇がEラインから前方に突出している印象がありましたが、治療後は前歯がしっかり後退し、唇も自然と引っ込み、横顔のラインが整いました。

【2】正面口腔内写真の変化(叢生と前突の改善)

前歯に軽度のデコボコ(叢生)と前方への傾斜がありましたが、歯列が整い、唇を押し出す要因となっていた前歯の突出が改善されました。

【3】側方咬合の変化(奥歯のかみ合わせの安定)

歯が並ぶスペース不足のためガタガタした歯並びが、抜歯によるスペース確保により改善し、上下の奥歯のかみ合わせもより安定しました。

【4】上顎の咬合面(歯列の整列と後退)

抜歯スペースを活かして前歯がしっかり後退。歯列弓のアーチが整い、美しいU字型のカーブが形成されています。

【5】下顎の咬合面(叢生の改善とアーチ形成)

下顎も抜歯を行い、前歯の後退とガタガタの改善を行いました。アーチ全体が整い、清掃性の高い歯列に仕上がりました。

【6】治療中の様子

治療初期にアンカースクリューとパラタルアーチを併用し、上顎の効率的な後退を行いました。ワイヤー装置はホワイトブラケットを使用し、見た目にも配慮しました。

【担当医コメント】

この症例では、口ゴボとEライン改善という明確な目標をもとに、前歯の大きな後退量が必要だったため、上下4本の抜歯とアンカースクリューを併用しました。
治療後は見た目だけでなく、かみ合わせの安定性や清掃性も大きく向上しています。
「Eラインを整えたい」「横顔を美しくしたい」とお考えの方は、ぜひ一度カウンセリングでご相談ください。

名古屋市天白区の歯医者 すすむ歯科・矯正歯科の矯正治療

名古屋市天白区の歯医者すすむ歯科・矯正歯科では大人から子どもまで、患者さんのニーズに合わせた様々な矯正治療をメニューを用意しています。

《大人の矯正治療》

歯並びや咬み合わせはもちろん、唇や横顔のラインの美しさまで考えた矯正治療を提供しています。

①ワイヤー矯正

重度の歯並びの矯正が可能です。
すすむ歯科・矯正歯科では「クリアブラケット」を使用した目立ちにくい矯正治療が可能です。口ゴボ治療にも対応しています。

②舌側矯正

矯正装置が見えにくい、むし歯になりにくい矯正治療です。

③マウスピース矯正(インビザライン矯正)

取り外しができ、目立ちにくいマウスピースを用いて歯を動かす矯正治療です。

④部分矯正

前歯の気になる箇所だけを部分的に治療することも可能です。

▼大人の矯正治療の詳細はこちら
https://susumu-dental.com/kyousei/ortho/

《子どもの矯正治療》

子どもの矯正治療はキレイな永久歯の歯並びのために大切です。
矯正治療を始める時期についてもお気軽にご相談ください。

①マウスピース矯正(インビザライン・ファースト)

多くの種類の不正咬合に適応しています。途中で生え変わりが起こっても治療が行えます。

②歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)

口周りの筋肉バランスを整え、正しい顎の発育・歯列の発達を促します。

③機能的顎矯正装置(ビムラー)

下顎が小さい出っ歯の症状を改善する装置です。

④マルチブラケット

捻れやガタガタの歯並びを整えるワイヤー式の矯正装置です。

▼子どもの矯正治療の詳細はこちら
https://susumu-dental.com/kyousei/kids/

「インビザライン」「インビザライン・ファースト」による矯正治療においては遠隔リモート矯正「インビザライン・バーチャルケア.AI」を導入しています。ご自宅でお口の写真を撮影し、送付するだけで、通常1~2か月おきの通院を3~4か月おきにすることができ、通院回数を半分以下にすることができます。お忙しい方や、お子さんを連れてのご来院が大変な親御さんからご好評いただいています。

▼「インビザライン・バーチャルケア.AI」の詳細はこちら
https://susumu-dental.com/kyousei/mouse_space/remote.html

【矯正治療 リスクや副作用について】

  1. 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1,2週間で慣れることが多いです。
  2. 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 矯正治療中には装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まり ますので、しっかり磨いてもらったり、メンテナンスを受けてもらったりする必要があります。
  5. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
  6. ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  7. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  8. 治療途中に金属アレルギーの症状が出ることがあります。
  9. 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  10. 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11. 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります
  12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  13. 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が損傷する可能性があります。
  14. 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  15. 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  16. 顎の成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  18. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

 

監修:すすむ歯科・矯正歯科
院長 近藤 崇伸
経歴
2002年 愛知県立瑞陵高等学校卒業
2009年 長崎大学歯学部 卒業
名古屋大学医学部歯科口腔外科 入局
2011年 医療法人ナディアパークデンタルクリニック 勤務
2013年 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科歯科矯正分野 入局
2016年 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 修了
長崎大学客員研究員・臨床承認医
すすむ歯科・矯正歯科勤務
名古屋、大阪、長崎の複数のクリニックにて矯正治療担当

副院長 近藤 康次
経歴
2009年 私立東海高等学校 卒業
2016年 鹿児島大学歯学部 卒業
名古屋大学医学部附属病院歯科口腔外科 入局
2018年 東海市開業医勤務
2020年 すすむ歯科・矯正歯科勤務

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